症例
目次
1.はじめに
2.ビフォーアフター ✨
3.なぜ受け口になるの?
4.マイオブレース治療とは?
5.成長による変化と全身への良い影響
6.今後のフォロー
7.まとめ
1. はじめに
「下の前歯が前に出ている気がする」と来院された、6歳の女の子。
診断の結果は反対咬合(受け口)でした。
受け口は見た目の問題だけでなく、
呼吸・姿勢・発音・顎の発達などにも影響することがあります。
今回は、マイオブレースを用いた治療で、
どのようにお口の機能と歯並びが整っていったのかを紹介します。
2.ビフォー・アフター
写真で見る変化(口腔内)
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初診時と経過後の歯列を比較すると、顎がしっかりと成長し、かみ合わせが自然な位置に改善しました。
💬 コメント
前歯の反対咬合が改善し、かみ合わせがスムーズになりました。
舌の位置も安定し、口の中のスペースが広がったことで、
自然な鼻呼吸と正しい嚥下(飲み込み)ができるようになりました。
3. なぜ受け口になるの?
「歯並びが悪い」のは結果であり、
原因はお口の筋肉バランスや口腔機能の乱れにあります。
🦷 主な原因は…
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上顎の成長が少ない
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舌の位置が低い、または舌を前に押し出す癖
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口呼吸や頬の筋肉の使いすぎ
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食べ方・飲み込み方の癖
このような状態が続くと、
顎の成長方向がずれ、歯並び・姿勢・呼吸にも影響していきます。
🪄 ポイントは「正しい成長環境を整えること」。
成長期の今こそ、顎や顔が自然に前へ成長できるよう導いてあげることが大切です。
4.マイオブレース治療とは?
「装置で歯を動かす」ではなく、
「正しい成長を引き出す教育」が目的の治療法です。
治療の3つの柱
① マウスピース … 舌の位置・鼻呼吸をサポート
② アクティビティ … 舌・唇・頬の筋肉トレーニング
③ 補助装置(BWS・BB1・MPAなど) … 必要に応じて上顎を広げるこれらを通して、
歯並びだけでなく「呼吸」「姿勢」「顎の発育」までトータルに整えます。
マイオブレースについてはこちらから!
5.成長による変化と全身への良い影響
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上顎の拡大により反対咬合が改善
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舌の位置・呼吸の改善によって安定したかみ合わせに
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顎の前方成長が促され、自然なバランスの歯列へ✨
マイオブレース治療は、
「見た目を治す矯正」ではなく、「成長を育てる教育」です。
6.今後のフォロー
成長期はまだ続くため、
3か月ごとのチェックで経過を見守っています。
お子さん自身が「正しい呼吸・姿勢・舌の位置」を保てるよう、
セルフケアの継続もサポートしていきます。
7.まとめ
受け口は「骨格の問題」だけではなく、
舌の位置・呼吸・姿勢・筋肉の使い方など、体全体の使い方が関係しています。
マイオブレース治療では、
装置とアクティビティを組み合わせることで、
お子さんの自然な成長力を引き出し、正しい発育へ導くことができます。
歯並びだけでなく、
「全身の調和を整える」やさしい治療アプローチです🌿
この記事を書いたのは…?
歯科医師 福武里沙(ふくたけ りさ)
こいし・こども矯正歯科 小児歯科ランド 副院長
マイオブレースをはじめとする「お口の成長支援」に力を入れ、
妊娠期からの“マイナス2歳からのお口育て”や、
子どもたちの健やかな成長をサポートする診療を行っています。
お口の中だけでなく、
「呼吸」「姿勢」「栄養」など、全身の発育とつながる歯科医療を大切にしています🌿
症例情報
| 症例タイトル | 受け口の改善だけじゃない! 顎とお口の成長から整えるマイオブレース治療 〜6歳からの反対咬合治療のビフォーアフター〜 |
|---|---|
| 患者さまの主訴 | 受け口 |
| 治療内容 | マイオブレース治療 |
| 患者さまの年齢 | 6歳 |
| 患者さまの性別 | 女の子 |
| 治療期間 | 約4年~ |
| 治療にかかった総額 | 基本料金50万円~ |
| 治療する際に起こるメリット | 顎の成長と口腔機能(呼吸・舌・姿勢)を整えることで、歯並びだけでなく全身の健やかな発育につながる可能性があります。 |
| 治療する際に起こるリスク・副作用 | 装置の使用やトレーニングの継続が不十分な場合、期待する効果が得られない・後戻りする可能性があります。 |



