症例
目次
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はじめに
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ビフォーアフター(顔・歯列)
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なぜ前突感が強く見えるの?
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マイオブレース治療とは
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成長による変化と口元の改善
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今後のフォロー
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まとめ
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この記事を書いた人
① はじめに
「前歯が前に出ているように見える」「口元が気になる」
そんな不安を抱えて来院された10歳の男の子。
詳しく診察すると、
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上の前歯が前に傾いて見える 前突感
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口唇閉鎖不全(お口が自然に閉じない)
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オトガイ筋の過緊張(下唇の下に力が入り“ポコッ”と盛り上がる)
といった状態があり、
呼吸や舌の位置の乱れが大きく影響していることが分かりました。
このようなケースでは、
「歯並び」だけを見るのではなく、口の機能を整え、正しい成長方向へ導くことがとても重要です。
② ビフォーアフター ✨
📸 写真で見る変化(顔・歯列)
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初診時と治療後の正面・側貌
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歯列の変化(叢生の改善・かみ合わせの改善)
💬 コメント
治療後には、
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自然に口が閉じられるようになり
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オトガイ筋の緊張がやわらぎ
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横顔のラインが整い、口元がスッキリした印象に
前突感だけでなく、口元全体のバランスと機能が大きく改善しました。
③ なぜ前突感(出っ歯)が強く見えるの?
出っ歯というと
「歯が大きいから」「遺伝だから」
と思われがちですが、
実は お口の癖や使い方が深く関わっています。
このお子さんの場合、問診票には
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日中も就寝時も「お口が開きやすい」
と記載がありました。
検査でも、
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安静時に口が開いている
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無意識の口呼吸
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口を自然に閉じられない
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口を閉じようとするとオトガイ筋が強く緊張
といった所見が確認できました。
口唇閉鎖不全とオトガイ筋緊張が起こす“悪循環”
本来は、
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舌が上顎についている
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唇は力を入れずに閉じている
この状態が“正しい成長の土台”です。
しかし、
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お口が開いている時間が長い
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舌が下に落ちる
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下唇やオトガイ筋の力が下顎を前方から押し返す
という力のバランスがかかることで、
🔻 下顎が前に成長できず、後方へ下がりやすくなる
🔻 その結果、上の前歯だけが前に出て見える
= 「前突感(出っ歯)」が強調される
という状態が起きていました。
🔑 ポイントは「歯」ではなく「成長方向」
このケースでは、
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上顎の歯が強く出ていたわけではなく
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下顎が本来伸びるべき方向へ成長できていなかった
というメカニズムが大きく関係しています。
そのため必要なのは、
歯を無理に引っ込める治療ではなく、機能と成長の改善。
具体的には、
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正しい舌の位置
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鼻呼吸
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無理のない口唇閉鎖
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オトガイ筋の過緊張を減らす
といった お口の機能のリセットが不可欠になります。
④ マイオブレース治療とは?
マイオブレースは、
“歯を動かす”矯正ではなく、
「正しい機能と成長を育てる」治療です。
治療の3つの柱
① マウスピース
→ 舌の位置・鼻呼吸・口唇閉鎖をサポート
② アクティビティ
→ 舌・唇・頬・呼吸・姿勢のトレーニング
③ 補助装置(必要時)
→ 上顎の拡大やスペース確保によって成長方向を改善
これらを通じて、
歯並び・呼吸・姿勢・顔の成長まで総合的に整えます。
詳しくはこちらから⇨URL
⑤ 成長による変化と口元の改善
治療の流れ
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まずは2週間マウスピースに慣れる期間
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呼吸改善アクティビティからスタート
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舌の位置改善アクティビティ
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飲み込み方改善アクティビティ
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必要に応じ補助装置でスペース確保
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顔貌・歯列・機能がバランスよく整っていく
📈 経過の変化
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口唇閉鎖が自然にできるようになった
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オトガイ筋の過緊張が大きく改善
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舌が正しい位置に戻り、前歯への悪い力が減少
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前歯の傾きが改善し、前突感が緩和
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横顔のラインが整い、Eラインが美しく改善
💬 機能が整うと、顔も整う。
これはマイオブレース治療の大きな魅力のひとつです。
⑥ 今後のフォロー
現在も以下の点を定期的にチェックしながら、
永久歯が生えそろうまで見守っていきます。
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呼吸
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姿勢
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舌の位置
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口唇閉鎖
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歯列の安定
成長期に合わせた継続フォローがとても大切です。
⑦ まとめ
前突感や口唇閉鎖不全は、
「歯」の問題ではなく、
「呼吸・舌・筋肉の使い方」という“成長の問題”。
マイオブレース治療では、装置とアクティビティを組み合わせることで、
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歯並び
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口元の印象
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呼吸
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姿勢
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顔の成長バランス
をトータルに整えることができます。
「歯並びがきれいになる」だけではなく、
「お顔と体の成長そのものが良い方向へ変わる」やさしい矯正法です🌿
✍️ この記事を書いた人
歯科医師 福武 里沙(ふくたけ りさ)
こいし・こども矯正歯科 小児歯科ランド 副院長
幼児期〜学童期の 顎の成長・呼吸・姿勢 を重視した
マイオブレース治療・機能矯正を専門に診療。
“マイナス2歳からのお口育て”をテーマに、
子どもたちが未来まで健やかに育つサポートを行っています。
症例情報
| 症例タイトル | 「前歯が前に出ている気がする…」 口元の改善と口唇閉鎖をめざすマイオブレース治療 〜10歳から始めた前突感・口唇閉鎖不全の改善〜 |
|---|---|
| 患者さまの主訴 | 前歯の突出感 |
| 治療内容 | マイオブレース治療 |
| 患者さまの年齢 | 10歳 |
| 患者さまの性別 | 男の子 |
| 治療期間 | 約2年~ |
| 治療にかかった総額 | 基本料金50万円~ |
| 治療する際に起こるメリット | 顎の成長と口腔機能(呼吸・舌・姿勢)を整えることで、歯並びだけでなく全身の健やかな発育につながる可能性があります。 |
| 治療する際に起こるリスク・副作用 | 装置の使用やトレーニングの継続が不十分な場合、期待する効果が得られない・後戻りする可能性があります。 |





